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ここまで分かる!エコー 診断

2013年7月31日 水曜日

骨化性筋炎 打撲 エコー くりの木接骨院

おはようございます。
交通事故、むち打ちの専門治療、
スポーツ傷害,エコー観察に力を入れている
安城市安城町のくりの木接骨院 安城院
岡崎市福岡町のくりの木接骨院 岡崎院です。



今回は骨化性筋炎についてご紹介します。

最近、小学生・中学生・高校生の部活やクラブの大会が多いせいか、ケガも多くなってきています。

その中で最近よく見かけるのが、他のプレイヤーとの接触による大腿部(もも)の打撲(「ももかん」、「チャーリーホース」とも呼ばれます)です。

単なる打撲だからそのうち治るだろうと判断し、適切な処置をせずに運動を続けると重症化する恐れがあります。

それが骨化性筋炎です。

骨化性筋炎(こつかせいきんえん)とは、筋肉の中に骨様組織を形成してしまう障害です。
この骨化性筋炎は筋肉の打撲や肉ばなれなどの損傷により出血して血腫(血が溜まった状態)を形成したときに、その血腫内に骨を形成する細胞などが侵入した場合に起こるとされています。
比較的骨に近い部分の筋損傷で起こりやすく、サッカーやバスケットボール、空手など、コンタクトスポーツ(他プレイヤーと接触するスポーツ)に多いです。

症状としては、
患部の熱感(熱っぽさ)、腫脹(はれ)、膝が曲げられない、運動時の痛みなど、症状が悪化すると安静時の痛みもでてきます。

ではエコーで見るとどうなっているのか?

この患者さんは部活動中に相手プレイヤーの膝が大腿部(もも)に入り負傷し受傷2日後に来院、その時のエコー画像です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓


健側と比べてみると、深部(骨に近い方)の筋肉がかなり腫れており、白っぽく見えるのがわかります。
これは打撲によって自分の大腿骨(ももの骨)と相手の膝で大腿部の筋肉が押しつぶされ損傷し、中で出血していることを示します。
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そしてこれが受傷12日後のエコー画像です。
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患側の丸で囲んだところに白くモヤモヤした部分がありますね?
これは筋肉内に溜まった血が骨を形成しようとしている段階です。
こうなると運動は禁止となり絶対安静となります。
これを放置すると症状の悪化とともに骨化が進んでしまい、関節運動が困難となります。

的確な判断を怠るとスポーツ活動の長期制限を余儀なくされ、日常生活動作にも支障をきたすことになり、手術選択の場合もあります。
安易に打撲と軽視せず、適切な処置、適切な治療が大事です。
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2013年7月31日 水曜日

野球,突き指,骨折は安城、岡崎のくりの木接骨院へ

おはようございます。
交通事故、むち打ちの専門治療、
スポーツ傷害,エコー観察に力を入れている
安城市安城町のくりの木接骨院 安城院
岡崎市福岡町のくりの木接骨院 岡崎院です。


<症例>
26歳男性。
草野球の試合中、バットを振り空振り後に中指を負傷。

<初検>
DIP外側に圧痛、皮下出血(+)、腫脹(+)、屈曲不能、内反ストレス(+)

<エコー検査>

バットを振った後に、バットのグリップが中指外側に過度の内反ストレスを加え受傷したものと考える。

<検査結果>
中節骨の外側側副靭帯付着部の裂離骨折をしていることがわかりました。

*このような指の骨折では、骨片がとても小さいため、レントゲンでは撮り方次第で写らない事があります。

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2013年7月 5日 金曜日

腰椎分離症、腰痛、スポーツ、エコー

今回は腰椎分離症について紹介します。

 

まず分離症とは・・・
腰椎の椎間板のついている前方部分は椎体後方の椎間関節のついている部分は椎弓と呼ばれます。
椎体と椎弓の間には椎弓根があります。
椎弓の部分で骨の連続性が断たれてしまい椎体と椎弓が離れてしまった状態
腰椎分離症」といいます。





*主な症状は腰を後ろへ反らせる、体を捻る腰の痛みを感じます。

長時間立っているような場合でも腰がつらくなります。

しかし、腰椎が分離していても、必ず腰が痛くなるわけではなく無症状のままスポーツを続けている人もいます。


 

 

image1 image2

エコー画像で分離部を観察するとこのように見ることができます。
 骨の表面を観察するため、わりとわかりやすく見ることができます。
 レントゲンでは新鮮な分離症や、転位の少ない分離症を見落としてしまうことも少なくないです。


 

多くは子どものころにスポーツなどで繰り返し負荷がかかったために

疲労骨折を起こしたものと考えられています。

しかし、スポーツは原因のひとつであり、体質的な要素もあります。

青少年のスポーツ活動で腰痛が出現する場合は、分離症を疑ってみることが必要です。

早期の発見が早期のスポーツ復帰につながります。
 

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2013年7月 2日 火曜日

投球障害、ハンドボール、肩、骨嚢胞

ハンドボール部に所属する16歳の男の子が約1ヶ月以上前からボールを投げる際に肩に痛みが出ると来院。
近所の整形外科でレントゲンを撮ってもらい、骨には異常無いと言われました。
肩の水平伸展、外旋で肩の後方に疼痛が誘発。
インピンジメントの影響が大きいと考え
エコーにて疼痛部を観察すると下の画像が写りました。
 

画像を見ると、骨頭(後方)側に陥凹が見られました。 
関節窩(関節唇)側には異常は見られませんでした。
骨自体の問題があるため、念のため専門の整形外科に対診させることにしました。

回答は骨嚢胞でした。

ちなみに骨嚢胞(腫)とは骨内に液体の貯留した袋(嚢腫)ができ、この嚢腫の圧排によって骨が吸収される疾患です。嚢腫が拡大して骨内部から骨を圧排していくため、骨の腫瘍と一見間違えられますが、どこにも腫瘍細胞の増殖はなく、厳密には腫瘍ではありません。骨腫瘍類似疾患に分類されます。
10歳前後で発症する場合が多く、上腕骨(肩の下)や大腿骨(脚の付け根)などによくみられます。性差は3:1で男性に多く発生します。骨髄腔(こつずいくう:骨の中心の部分)の中に薄い膜でおおわれた透明な液体(嚢腫液(のうしゅえき))が貯留する病変です。
 

今回はそれほど大きな問題ではありませんでしたが、通常の投球障害ではなかったため
そのまま整形外科で経過観察をしていただくことになりました。
このケースではエコーで観察しなければ、今回の病変に気づくことができなかったと思います。
改めて骨腫瘍などの病変も念頭において、診察をしていかなければいけないと思いました。

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